中学生の学習費統計

中学生の学習費について、文部科学省が統計を公開していますので紹介したいと思います。

今回は平成22年度の統計を掲載します。

調査は平成22年4月1日~平成23年3月31日の1年間の費用の平均値です。
<有効回答数、公立中学校 2,231人、私立中学校 1,190人>


■補助学習費
<補助学習費=家庭内学習費、家庭教師費等、学習塾費、その他などの経費>

①公立中学校

中学1年生 中学2年生 中学3年生
162,725円 206,211円 320,740円

②私立中学校

中学1年生 中学2年生 中学3年生
168,593円 176,118円 198,781円

公立と私立を比べるとほぼ同程度もしくは私立の方が下回っていますが、学校にかかる費用(学校教育費)などを総合した経費は倍以上私立の方が高くなっています。(下記参照)

また、公立中学の3年生が高額になっているのは学習塾費(学習塾へ通うために支出した全ての経費)が他学年の倍程度になっているためです。


■学習費総額
<学習費総額=学校教育費、学校給食費及び学校外活動費の合計。学習にかかる全ての経費です。>

①公立中学校

中学1年生 中学2年生 中学3年生
456,379円 396,103円 527,036円

②私立中学校

中学1年生 中学2年生 中学3年生
1,547,481円 1,110,628円 1,181,512円

上記金額はあくまで文部科学省の統計結果です。
平均より少ないからといって良い学習ができていないということにはなりませんので、参考程度に見てください。

必要なものにはお金をかけることも必要だと思いますし、やはり費用対効果を考えた学習をしていきたいですね。

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